生産管理の仕事は物を作っている会社ならどこでもあると思いますが、合わない人にとっては精神的に辛い仕事ですよね。
僕も20代の頃に車の部品工場で生産管理をやっていたことがあるんですが、マジできつかったです。
このまま続けていてもいいのかなって思いながら働いていましたが、今となってはすぐにでも辞めるべきだったなって思います。
この記事では生産管理の仕事が辛い、辞めたいと思ったらすぐ辞めるべき理由を解説します。
毎日生産管理の仕事を辞めたいと悩んでいる人は、参考にしてみてください。
生産管理を辞めたいと思ったらすぐ辞めるべき理由
つぶしがきかなくなる
冒頭でもいいましたが、生産管理の仕事は物を作っている会社(工場)ならどこでもある仕事です。
工業製品でも食品でも生産ラインを動かすのには、生産計画を組んだり進捗を管理する仕事が不可欠だからです。
なので一度生産管理の経験を積めば、例え今の会社が嫌で辞めてもどこの工場でも働けると思いがちです。
しかし実際は転職サイトやハローワークの求人をみても、生産管理の求人は多くありません。
あったとしても、あなたがよほど生産管理の事を熟知している大ベテランみたいな人でない限り、採用されることも難しいと思います。
なぜなら生産管理の仕事は会社によって全くやり方が違うからです。
材料の仕入れから出荷までの様に担当する範囲も違えば、扱っている製品の知識も一から覚えなければならないのでいきなり入った人には任せにくい仕事なんです。
なので生産管理の仕事は人が辞めても同じ会社の現場の人や、違う部署の人の中から補充されることが多いように思います。
実際に僕が働いていた会社でも同じ部署には元製造現場で働いていて、職長などを経験したベテランの人も多かったですし。
それで辞めてから次の仕事を探すわけなんですが、仕事を探すときって全くの未経験の仕事よりは少しでも経験のある仕事をさがそうとするじゃないですか。
僕もそれなりに生産管理の仕事をしていたので、経験も生かせるし環境が変われば楽しいかもって思っていました。
でも本当にほぼはないといってもいいくらい、生産管理の募集は少なかったです。
転職エージェントとかのサービスにも登録してみたりもしましたが、門前払い的なメールがかえってくる始末。
僕の場合まだ若かったので未経験でも違う職種に転職することができました。
辛いと思いながら我慢して続けていて、限界がきて辞めたとしても気が付いた時にはもう遅いという事にもなりかねません。
一生今の会社で続けていく自信がないのであれば、すぐにでも転職したほうがいいです。
ただ会社によっては一度担当を任されてしまうと、簡単には辞めると言いにくいところもありますよね。
ギリギリの人数で目一杯仕事を抱えていると、自分が辞めると他の人に迷惑がかかるような気がして。
そんな時は退職代行のサービスを利用してみるのも一つの手です。
じゃあ、どんな仕事を探したらいいの?ってなりますよね。
ぼくの経験上ですが、生産管理の仕事が辛い、向いていないって感じたあなたは、営業のような仕事も向いていないと思います。
初対面の人と会ったり電話で話したりする、要はコミュニケーション能力が求められるような仕事です。
これだとせっかく転職できてもまた辛い思いをしないといけません。
そこで転職するのにおすすめしたい職種を紹介します。
それは「ものづくりの現場」の仕事です。
理由は今までの管理していた立場から、管理される立場になるので精神的にはかなり楽になります。
もちろん現場は現場で大変なこともありますけどね。
でも手配漏れがないかとか納期遅れにならないかとか、現場からの電話にビクビクしながら働かなくてもいいんです。
仕事を覚えてしまえばもくもくと作業ができるので、余計な気を使わなくてもよくなります。
製造の仕事といってもいろいろありますよね。
その中でも僕がおすすめしたいのが、技術が身につく仕事です。
具体的には溶接や工作機械の操作など、特定の会社でなくても使える技術のことです。
特定の会社の組み立ての仕事とかだと、業績が悪くなったり環境が悪くなって転職しなければならない状況になったらまた一からになります。
そこで例えば金属を加工する工作機械(NC旋盤、フライス盤など)が扱えるようになると、環境や作っている製品が変わっても対応できるようになるからです。
ある程度つぶしのきく技術をみにつけておくと、最悪の場合も仕事に困らなくなるのでおすすめです。
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